先日香川に行ったときに、「乃木館」という乃木大将(乃木希典)を中心とした資料館も少し見学してきました。
僕は歴史が大好きで乃木将軍についても関心が高かったため、かなり楽しめる資料館でした。
目次
乃木希典を中心に展示されている「乃木館」
名称 | 乃木館 |
ウェブサイト | https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/14b/14bhp/nogi/nogisan.html |
場所 | 〒765-0002 香川県善通寺市南町2丁目1−1
香川県の善通寺市にあります。 JR善通寺駅から歩いてもいけるので青春18きっぷの旅で来てもいいですね。 |
見学時間 | 9時00分~12時00分
13時00分~16時00分 休館日:水曜日及び年末年始 |
見学料金 | 無料 |
乃木館内の資料を写真で紹介
乃木館は旧陸軍第11師団の師団司令部として建てられたもので、初代師団長の乃木将軍についての資料を中心に展示されています。
現在は陸上自衛隊善通寺駐屯地内にあり、管理運営も陸上自衛隊の方々によってなされています。
入り口から入ると左手に陸上自衛隊の方がいるので受付を済ましてから乃木館に向けて歩いていきます。
入り口から資料館までの間には陸上自衛隊の戦車やヘリコプターなどが展示されています。
PKO部隊派遣もされていたようです。
目的の乃木館に到着。
立派な外観です。
100年以上前の明治31年(1898年)に建てられたと思うと感慨深いです。
乃木館にの玄関のところには自衛隊のスタッフの方がいて見学者はスタッフの方と同行しながら回ることになります。
こういった当時の立派な階段をみるだけでも気持ちが高まります。
資料展示は2階となっています。
乃木記念室と書かれた資料室は当時の師団長室であり、乃木将軍もここで執務されていたとのことです。
乃木大将直筆の復命書などもあり乃木希典の名言を堪能することもできます。
乃木将軍をはじめとした歴代師団長が使っていた机と椅子です。
これはこの資料館の中で一番印象的な展示物でした。
水師営の会見というエピソードは今回初めて知りました。
こういった今まで知らなかったことを知れるのが僕が資料館の好きなところです。
乃木将軍愛用品もいくらか展示されています。
乃木将軍の足跡というわかりやすい絵で描かれものもあります。
乃木将軍の左目と母親に関するエピソードは読んで涙が出てきました。
このような思いやりの心で人生を送りたいと改めて思いました。
歴代師団長の写真一覧も展示されています。
乃木将軍以外にも著名な方がちらほらいらっしゃいました。
旧陸軍第11師団についての資料もわかりやすいです。
当時の軍関連の物品も多数展示されています。
旧日本陸軍と現在の陸上自衛隊の階級章表はなかなか面白い展示でした。
太平洋戦争中の日本内地の初めての捕虜収容所がこの善通寺にあったようです。
硫黄島で戦死されたことで有名な西竹一大佐。
自衛隊コーナーも少しあります。
いつか自衛隊音楽隊のコンサートに行ってみたいものです。
旧参謀室の資料室にも様々な興味深いものが展示されています。
特に感動したのはZ旗の展示です。
乃木館を見終わったら裏口の先にあるトイレに行ってから帰りました。
トイレのあと乃木館を見てみると、年季の入った壁に改めて感動しました。
乃木館は歴史好きの方にはおすすめの資料館でした。