備中松山城で猫城主さんじゅーろーと写真を撮ることができた

岡山県高梁市にある備中松山城を観光してきたので紹介します。

備中松山城の登城はほぼ登山と言われるほど大変ですが、達成感が半端ないので青春18切符の旅でも挑戦してみて欲しい場所でもあります。

目次

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備中松山城とはどんなお城か

現存天守の残る日本一高い山城である備中松山城は国指定重要文化財にも指定されている、岡山県高梁市の中でも一番有名な観光名所です。

この城の歴史は古く、鎌倉時代に大松山に砦が築かれたことに始まり、その後小松山に移り、現在一般的に備中松山城と呼ばれているのは、小松山の山頂に築かれた天守までのことを指します。

天守の現存する山城としては随一の高さを誇り、城内には天守、二重櫓、土堀の一部が現存し、1950年に重要文化財となり、2006年には日本100名城に選ばれています。

最近では猫城主さんじゅーろーが有名ですね。

備中松山城へのアクセス方法とかかる費用と注意点

■アクセス方法

・車で行く場合は駐車場のスタッフの方の指示に従って駐車場にとめる。

※時期やタイミングによって城見橋公園のところかふいご峠のところかに案内されるようです。

・徒歩の場合は高梁駅から徒歩30分ほどで麓の遊歩道まで到着、そこから歩いて登る。

もしくは城見橋公園のところにあるシャトルバスのりばまで行き、そこからバスでふいご峠まで行く。

■かかる費用

入場料: 本丸天守に入るには300円

もし天守前まで登山するだけならお金はかかりません。

ふいご峠までのシャトルバス: 往復400円

■注意点

城主猫さんじゅーろーに会いたい場合は城内見回りをしている時間に合わせて行くようにしましょう。

ふいご峠から天守本丸までの登城風景

今回僕はふいご峠までは車で行き、そこの駐車場に車を駐めてから歩いて登城していきました。

このふいご峠から松山城までの間にはトイレはないためここで行っておくのは大事だと思います。

日本一高い山城という文字に心踊ります。

遊歩道にある700メートルという文字だけ見るとそんなに遠くはないかなと感じます。

 

小松山城跡というのが現在でいう備中松山城のことです。

まずはそこまで行き、余力があれば大松山城跡まで行ってみようと考えました。

 

普通に登山トレッキングのような山道を行きます。

一応整備されているので個人的には問題ないですが、ご老人の方には辛そうだなと思います。

登城心得というものが出てきます。

城主からのお達しなので従わないわけにはいきませんね。

登城心得の優しい内容に癒されます。

所々で歩きスマホについて注意されますが歩きスマホするほどの余裕はないです。

 

途中で休憩できるところもあります。

何か不思議な石も置いてます。

 

しばらく行くと石垣が見えてきて、もう着いたかなと思ったら中間地点であった。

ここから城下町の風景は結構いいので記念写真を撮っておくといいです。

城下町の風景を楽しんだ後は再び山道を登っていきます。

山火事注意の横断幕や野辺の草花の解説看板や野猿への注意などあります。

この日は一度も山火事や猿は見なかったです。

草花にまで注目して歩くほどの余裕はなかったです。

そして、よくぞまいられたの文字が見えたところでついに城に到着しました。

 

大手門まで来ると登城したぞという実感が湧いてきます。

NHK大河ドラマの真田丸のオープニングロケ地でもあったのですね。

そして石垣を見ながら天守目指して階段を登っていきます。

 

そして松山城内唯一のトイレがあります。

ここより先にはトイレはないので行っておくべきです。

トイレにいったあとは城内で最も古いらしい石垣の横を登っていきます。

登りきったところに英語と日本語の説明文があります。

ここには唯一の英語の説明文がありましたが、これから外国人観光客が増えてくるとすれば英語の表記や説明文はもっと増やすべきかなと思いました。

本丸と天守の写真はこのあたりからだと綺麗に撮れるんじゃないかと思います。

そして本丸天守への入場には入城料が必要です。

ここまでの登山を楽しんで引き返せば無料ですが、せっかくなので300円のチケットを買って本丸に入りました。

台湾人の二人組の方がいましたが、彼らは日本100名城を巡っているらしく、この日は時間がないので本丸には入らずここまでにするとのことでした。

どうやらここのチケット売り場のところで押せる100名城スタンプを押せるらしく、そのため入城料は必要ないとのことでした、なるほど。

そして入城チケットで本丸に入ると、ちょうど右手の小屋に城主猫さんじゅーろーが入っていくところだったので、さんじゅーろーのお付きの方に頼んで写真を撮らせてもらいました。

城主さまとも会えたので、大満足の登城となりました。

猫城主さんじゅーろーの写真集が出版されたようです。


猫城主さんじゅーろーと記念撮影したあとは天守閣に入っていきました。

今回は天守閣の中の写真は載せませんが、石落し、武者窓(連子窓)、狭間、囲炉裡、装束の間などのみどころがあります。

備中松山城の歴史や昭和や平成に行われた大修理の様子なども展示しています。

 

天守閣から出てきて本丸内をうろちょろしていたら、本丸の広場にいる猫城主さんじゅーろーさまと再会。

この日は風が非常に強くて寒い日だったため、「さむいにゃー、もう小屋に入るにゃー。」って鳴いていました。

このあとお付きの方が小屋の中(五の平櫓)にお連れしていました。

そして本丸天守を後にし、天守の裏側に回っていくと大松山城跡までを示した札を見つけました。

人気のなさそうな道を見て少し悩みましたが、せっかくなのでここから更に奥にある大松山城目指していくことを決断しました。

 備中松山城の本格的な木製模型も売られているようです。

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