先日、天領上下ひなまつりを見に行った際、翁座という芝居小屋も見学してきました。
目次
中国地方唯一の現存する木造芝居小屋、翁座(おきなざ)とは
住所 | 〒729-3431 広島県府中市上下町上下2077 |
公開日 | 年に数回、イベントのあるときだけ限定公開
天領上下ひなまつり開催中の土日など |
入館料 | 200円(協力金として) |
翁座(おきなざ)は、現存している木造芝居小屋としては中国地方唯一のものです。
大正時代に作られ、芝居や映画の上映などが行われていた娯楽施設です。
翁座の中を見学した様子
上下町のメイン通りから北に行くと翁座があります。
今回は知り合いのお侍さんに連れていっていただきました。
芝居小屋の中は天井が高く開放的な空間となっています。
中ではボランティアスタッフの方が丁寧に案内して説明してくれます。
天井の端が丸みを帯びているのは声が響きやすくするためとのことです。
今回はひなまつりに公開のためか雛人形が展示されていました。
舞台の下のスペースも見せてもらいました。
回り舞台と花道。
2階にも上がって見学できます。
スタッフの方曰く、2階からのほうが見やすいと言われていたとのこと。
2階の客席の前にある溝のようなスペースでは売り子さんが飲食物を販売して歩いていたとのことです。
上下町にゆかりのある平幹二朗さんのふるさと公演の写真も展示されていました。
こちらは映画上映していたときの看板。
映写室と映写機も見ることができました。
階段を降りる際にも木造建築であることを感じます。
特に下調べもせずに行きましたが歴史ある建造物は見るだけでも楽しめます。
開放されている日はボランティアスタッフの方が説明していただけることもありがたいです。
機会のある方は是非見学に行ってみてください。