昨年鹿児島に行った際に友人の車でウイスキー蒸留所を見学しに行きました。
行ったのは、本坊酒造株式会社さんが運営されている「マルス津貫蒸溜所」です。
目次
ウイスキーの製造工程を見学できる「マルス津貫蒸溜所」
名称 | マルス津貫蒸溜所&寶常 |
URL | https://www.hombo.co.jp/factory/mars-tsunuki.html |
場所 | 〒899-3611 鹿児島県南さつま市加世田津貫6594 |
営業時間 | 9時00分~16時00分 |
費用 | 見学は無料
試飲は有料 |
バスで行くこともできますが、可能であれば車で行くほうが楽だと思います。
鹿児島市内から津貫まではドライブしていて気持ちが良いですし、道中他にも見所はたくさんあります。
「マルス津貫蒸溜所」とセットで見ることになるのがウイスキーの試飲もできる「寶常」という本坊家旧邸です。
本土最南端のウイスキー蒸留所を見学
車で近くまで来ると、高さ26メートルの旧蒸留塔がそびえ立っていて遠くからでも簡単に発見できました。
広々とした駐車場に車を駐めると本格的な工場に少しビビります。
他に見学者らしき人はいなかったこともあり少し緊張しながらもインフォメーションの方に見学を申し込みました。
スタッフの方には丁寧に対応していただけました、さすがは伝統あるしっかりした企業さんです。
見学は無料ですが、一応見学許可の印を渡されて首にかけてから蒸留所を見にいきます。
蒸留所の見学は3つの建物に分けて見ることになります。
最初に見る旧蒸留塔内では本坊酒造の歴史について学ぶことができ、昔使っていたものについても見ることができます。
次に見るのはウイスキー蒸留棟で、ウイスキー製造工程を見学することができます。
スタッフの方が動いているところも見ることができ、見学としては一番の見どころだと思います。
そして最後に石蔵樽貯蔵庫を見ましたが、なかなかインスタ映えしそうな壮観な光景でした。
木樽でしっかり熟成させることが秘訣とのことで、その土地の気候が大きく関係していてこの津貫も熟成に適した場所のようです。
Cafe Bar&Shop 本坊家旧邸「寶常」でウイスキーを試飲
蒸留所見学のあとは歩いてすぐのところにある「寶常」という本坊家旧邸へ行きました。
本坊酒造2代目社長の方が暮らしていた邸宅とのことで、現在はカフェバー&ショップとなっています。
さすが元社長宅ということで立派なお庭も見ることができます。
伝統的な日本家屋でありながらところどころ洋風なインテリアもあり上品さを感じることができます。
この部屋では座って写真を撮ることもできます。
邸宅内の中央には試飲できるカウンターがあります。
量は少ないですが300円程度で試飲することができました。
本坊酒造の各種お酒を購入できるショップもあります。
ここ津貫で蒸留されたウイスキーはまだ熟成に暫くかかるということでしたが、長野工場で蒸留されたウイスキーなどを購入することができます。
これから津貫で蒸留熟成されたウイスキーが完成していくのが非常に楽しみです。
「寶常」の邸宅の奥には石蔵があり、ここはギャラリーとして使っているとのことでこの時は絵画展をされていました。
まとめ
「マルス津貫蒸溜所&寶常」は、ウイスキー好きなら楽しめること間違いなしのスポットだと思います。
伝統ある酒造メーカーさんが自然豊かな自社発祥の地に新造された蒸留所ということで、思い入れの強さも伝わってくる魅力的な場所でした。
個人的にもウイスキーはハイボールにして飲むことが多い大好きなお酒でもあり、今回色々なことが勉強できたので非常に満足できました。
見学だけでも楽しめますが、車の運転手以外であれば是非ウイスキーの試飲もしてみてはいかがでしょうか。
今回は残念ながらまだ津貫で蒸留されたウイスキーを飲むことはできませんでしたが、2・3年後ぐらいから市場に出回るであろう津貫ウイスキーを発見したら買って飲んでみたいと思っています。